湯河原温泉を観光する

城山ハイキングコース

ハイキング

[歩程・約2時間20分(逆コース2時間30分) 一般向き]

眺望を楽しみながら、湯河原が土肥郷とよばれていた頃の史跡を辿るコース。
実平の菩提寺の城願寺や土肥城趾(城山山頂)、しとどの窟などをめぐるうちに湯河原と源頼朝の深い結びつきが感じられます。
一面、芝生で覆われたピクニックグラウンドは、お弁当を広げるのに最適。
城山山頂からの眺望は抜群で、相模湾はもとより、伊豆半島、初島、大島までもが一望できる絶景です。

  • 土肥城趾
    土肥城趾
  • 山頂からの眺望
    山頂からの眺望

神奈川新八景の一つに数えられる湯河原の城山は、標高562メートル、山頂は土肥郷(今の湯河原町)の豪族土肥次郎実平の城跡で、湯河原でも特に風光明媚なところとして知られている。

山頂にたつと、眼下に真鶴半島、相模湾、房総半島、伊豆半島、大島、初島が一望できる眺めの素晴らしいところである。

湯河原駅から大観山経由元箱根行バスで35分、しとどの窟バス停で下車。
バス停から右に入るとレストハウス跡のある広い展望所で、鞍掛山から十国峠、岩戸山の山並み、眼下に湯河原温泉が一望できる。
弘法大師群像90体遷座地と書かれた案内板をみて、レストハウス跡の下を行く。
すぐに城山トンネルで、抜けると、谷を越した向かいに丸い幕山や南郷山が見える。この広い道は白銀林道で、南郷山の麓に通じている。
たくさんの弘法大師群像の碑がある、しとどの窟入口から細い舗装された道を、弘法大師石仏に導かれてジグザグの急坂を下っていく。
下りきったところに大きな岩があって、五郎神社への分岐。
この岩を回り込むように石段を登ると、正面の小さな滝の後に、山腹をくりぬいたような窟がある。
これが、今から約800年前の治承4年、石橋山の合戦に破れた頼朝主従が隠れたという「しとどの窟」である。
高さ5メートル、幅約13メートル、奥行き11メートルで中に61体の石仏や石塔が安置されている。

今きた道をレストハウス跡まで戻り、上の道を行く。中央に石が敷かれた舗装道をゆるやかに上っていく。
10分ほどで少し広くなった芝生の広場がある。ここからは道は急に狭くなり桧の林に入る。
桧林を抜け、石畳の下りになると、ぱっと前がひらけ、右手に湯河原の街や十国峠、岩戸山の稜線が続いて望める。沿線につつじも多い。
展望の良い尾根を下って行くと、正面に「土肥城趾」の石碑が見えてくる。
左手に大きく伸びた半島は、真鶴である。
簡単な案内図と矢印があるところから、右へと登ると城山の頂上。「土肥城趾」と大きく彫られた石碑(写真)、それに硯石など伝説を残す奇岩と休憩舎がある。先に書いたように、ここからの展望はすばらしい。

一休みしたら真鶴半島へ向かって下ろう。5分程で広い芝生公園の「ピクニックグラウンド」に着く。ここからは潅木に覆われ、ほとんど展望はないが大勢で来た時は、ここでお弁当を広げたり、ゲームをするのによいところだ。
山頂から30分程で舗装された林道を横断、再び林道に出てくねくねとくだり、途中から左に近道に入る。再び林道に出たら、みかん畑の下り一方となる。
このまま下って東海道線の城堀ガードをくぐり、右へ繁華街を行くと湯河原駅であるが、その前に城願寺へ寄っていこう。

「曹洞宗万年山城願寺」は、土肥郷を治めていた豪族土肥実平の菩提寺で、境内には一族の墓や石塔(県文化財指定)が50基余りも並んでいる。
ほかに、源氏再興に活躍した頼朝7騎の木彫り像が安置された「七騎堂」、実平手植えと伝わる樹齢800年の「ビャクシンの大樹(国の天然記念物)」などがある。

ここから湯河原駅までは5分程の下りである。
ちなみに「頼朝七騎」とは、土肥次郎実平・安達藤九郎盛長・土屋三郎宗遠・岡崎四郎義実・田代冠者信綱・新開次郎忠氏をいう。

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