湯河原の歴史と文学

芥川龍之介(1892〜1927)

湯河原と文学

芥川龍之介(1892〜1927)画像

芥川龍之介の小説のなかで「トロッコ」「百合」「一塊の土」は力石平蔵という人物から素材を提供されたものといわれ、湯河原を舞台としています。

力石平蔵は土地の農家の長男として明治30年に湯河原に生まれ、地元の高等小学を終えて農業に従事する一方で文学方面にも興味を持ち、特に芥川の小説を愛読、熱心な芥川文学ファンとなり、次第に芥川と人間関係も出来てきて、結婚前に既に東京田端の芥川家に出入りをし、自分の妹たちを芥川家の女中さんとして住み込ませたり、芥川の健康を心配して湯河原温泉「中西屋」(現在は廃業)を紹介したり、芥川の晩年には療養先で芥川夫人に代わり留守番役を引き受けたりするなどその親密関係のほどが察せられます。

芥川は大正10年10月、同12年3月、同15年1月と計3回、それぞれ20日から1ヶ月間ほど、神経衰弱や疲労休養のため「中西屋」を訪れていますが、その期間、力石平蔵も家をあけ、ほとんど「中西屋」に入り浸りであったと言われています。

生活上の親交は文芸上にも影響するのは当然で、読書量の膨大な芥川でも都会生活の体験だけでは生活圏は狭く、小説の題材に不足し苦慮する事も多く、前記の作品は農村育ちの力石の語るところなどを材料に書き上げたものといわれています。

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